2017/07/05

『Moleman 4 – Longplay』が公開されました!

先日、日本語字幕で参加させていただいたドキュメンタリー映画『Moleman 4 – Longplay』が公開されました!作品は、インディーズ作品が世界中からあつまる高品質な動画サイトでおなじみのVimeoで購入版とレンタル版が公開されています。

 こちらは、ハンガリーのサブカルチャーシリーズを追ったMolemanシリーズの第4作目で、今回はハンガリーのゲーム開発の歴史がテーマになっています。一般的なナレーションで進むドキュメンタリーとは少し異なり、未来から来たスパイがVRを使って隠された情報や歴史を探るという、ややドラマ仕立てになっています。


予告編はこちら



「ゲーム開発の歴史」と聞くと、これが最初の形式で、、誕生の経緯は、、といったところから始まるイメージがありますが、さすがは激動の時代をくぐり抜けてきたハンガリー。まず、開発用のコンピュータを命がけで手に入れるところから始まります!そして、手に入れたはいいけど、当時のハンガリーではまだ誰もコンピュータもゲームも見たことがない状態だったので、「ゲームってどうやって作るんだ!」と、受賞歴のある数学者から現役の学生までもが悪戦苦闘します。で、やっと完成したのはいいけど、今度は輸出するのにも一苦労、、。そんな感じでスタートしていきます(笑)


そうであろう…。

開発環境が整い、ヨーロッパで認められるようになると、チームは世界を当時熱狂させていたファミコンの世界にも進出を狙います、、、が、来日してプレゼンしても全く相手にされなかったので、秋葉原で必要なものを買い込み、リベンジを試みます。このあたりのエンジニアの執念も見どころです。

知識や経験がまったくない状態で開発を進めることのメリットとデメリット。そして、共産主義という色々と制約が多かった状況での開発の実際。Moleman 2の翻訳をしていたときも感じたことですが、「制約をうまーくかわして、デメリットすら活用する」という姿勢に、ハンガリー人の強さを感じました。そして、関わっていた誰もが本当に楽しそうに話しているのが印象的でした。

また、VimeoMoleman4公式ページの「映画について」の下の方で未公開映像がいくつか公開されているのですが、これがかなりためになるトリビアの泉になっています。特に好きなのは、下のハンガリー流「納期に間に合わせるテクニック」 ほぼ詐欺。 あの「テトリス」のライセンス泥沼劇の発端を、ドロドロに巻き込まれた当事者が語っているものもあります。


映画には、ゲーム「トゥームレイダー」などでおなじみのゲームデザイナー、イアン・リビングストン氏などを始め、ハンガリーのゲーム開発に関わった人々が多数登場しています。レトロゲームやゲームファンの方はもちろん、ハンガリーの文化に興味をお持ちの方、インスピレーションをお探しの方にも楽しめる内容になっています!ぜひ、お時間あるときにご覧ください!
ご視聴はこちらのVimeoのページからどうぞ。

レンタルもありますが、購入すると本編に入りきらなかった特典映像(合計約16分!)も付いてきます。もちろん日本語字幕付きです! 特典映像では、90年代の個人開発ゲームに関する話や、ハンガリーで大流行したテキストアドベンチャーゲームなんかを扱っています。クリエイティブな話も満載なのですが、開発中止とか仲間割れとかブーム終了とか、ゲーム開発のせつない話もつまっていてグッときます、、。

未公開映像より、ちらっと紹介、、






また、Vimeoで映画を購入し、MolemanのウェブページからMolemanメンバーシップ会員に無料登録すると2017.7.15更新)、Vimeoのページの左にある「最新情報を受け取る」にチェックを入れると(購入後でもOKです)、サイン入りのコモドール64や映画のVHS版、映画のサントラなど、Molemanグッズがあたる抽選にエントリーされるそうです。


Vimeoで購入すると作品がダウンロードできるので、オフラインでも楽しめます。

購入して自主制作作品をサポートしてくれたお礼に!という意味が込められていて
(とても律儀な制作チームなの、、作業しててもすごく丁寧に対応してくれました。今まではずっと貯金を切り崩して作ってたらしい…。かなり大盤振る舞いの賞品数なので、エントリーしておくと忘れた頃に当たってた、なんてこともあるかもしれません!奮ってエントリーください!
賞品などの詳しい情報はこちらからどうぞ

よろしくお願いしまーす!



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