2015/12/23

"The Story of A Robot" (あるロボットのおはなし) Pt.3

"The Story of A Robot" (あるロボットのおはなし) Pt.3


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DisclaimerI borrowed a name and character figure from Gargaj (and I got his permission to publish in here, thanks! :), but all characters (traits) and events appearing in this work are fictitious. Any resemblance to real events or persons or products is purely and definitely coincidental.

おことわり以前にもインタビューさせていただいたGargajさんから、名前とキャラクターをお借りしましたが(ちゃんと公開許可をいただきました笑)、この物語はあくまでフィクションです!実在の人物や団体、イベントに酷似している点があったとしても、それはまぼろしであり、実在のものとは関係ありません、のでご注意ください。 

17)    ガーガイが公園でひとりで遊んでいると、どこからか小さなとりが飛んできて、ガーガイに話しかけました。「ずいぶんさみしそうだね」 「そうなんだ、さみしいなんてものじゃないんだ」 「どうしたの?」

18)    「コンピュータでカッコイイものを作ったんだけど、みんなが気に入ってくれなかったんだ。どうしてなのかわからないし、今まで自分がやってきたことが全部ダメって言われたような気分というか、、ボクが生きてる意味なんてあるんだろうかって思うんだよ、、。それに、新しいものを作ろうと思っても、すごく怖いんだ、、、」 ガーガイは泣きました。

19)    小さなとりははっと思いついたように、「もしかして、コンピュータの才能がないんじゃない?」と言いました。「コンピュータなんてやめちゃいなよ!やめて、何か他のことをやってみたらいいんじゃない?」

20)    そこで、ガーガイはコンピュータをやめて、他のことに挑戦しました。

21)    でも、何をやっていても、ガーガイの頭からはずっとコンピュータのことが離れませんでした。

22)    そして、長い間いろんなことを試したあと、ガーガイはコンピュータの電源を入れてみることにしました。「もう好きじゃないかもしれないし、、」 「ニュースだけでもチェックしてみようかな、、」

23)    たくさんのアップデートとアップグレードが終わると、コンピュータの世界が再びガーガイの目の前にあらわれました。ガーガイは、雷に打たれたような気分になりました。

24)    ガーガイは思いました。「なんて楽しいんだろう、、。やっぱり、ボクはコンピュータが大好きだったんだ、、、」

25)    その日から、ガーガイはまたコンピュータを使い始めました。上手じゃなくても、他の人が気に入らなくても、気にならなくなりました。そして、ガーガイがあまりにも楽しそうなので、何をしているのかまわりの人が興味を持つようになりました。

26)    ある日、ガーガイはデモシーンのコンテストから招待状を受け取りました。「たまには遊びにおいでよ」 ガーガイは迷いましたが、また会いたかった人の顔が浮かんだので、遊びで作ったものを持って、コンテストに出かけることにしました。

27)    コンテストの場所に行くと、みんなとても嬉しそうにガーガイを迎えてくれました。「おかえりガーガイ!」 「ただいま!」 

28)    そしてコンテストが始まりました。みんな、ワクワクしながら大きな画面を見つめています!

29)    コンテストの帰り道、ガーガイは前に話をした小さなとりを見かけました。「ねえ、とりさん」 ガーガイは声をかけました。

30)    「ボク、いろんなことを試してみたんだけど、やっぱりコンピュータに戻ったんだ。キミが言ってたように、ボクには才能がないかもしれないし、他の人はボクの作ったものを気に入ってくれないかもしれないけど、でももういいんだ!コンピュータを使っていると、ボクはしあわせな気持ちになれるし、そんな風にボクをしあわせな気持ちにしてくれるものが見つかって、本当にうれしいんだよ!」

31)    「そうなんだ、よかったね!」小さなとりは言いました。「でも、、。ごめんね、あたし自分があなたに何を言ったかちっとも覚えてないの。っていうか、、、あたしたち、前に会ったことあるかしら?」

おしまい



(*Sorry, I messed up with the tense...)

Because I borrowed the name and avatar from the real person, it may confuse some people but I emphasize that this story is a fiction. (well I must say that his avatar is not too complicated to draw… that’s why… :) Sure there might be some similarities because Gargaj is a demoscener afterall, but there are lots of other people and demosceners’ bits in it, and there are lots of me in it.

Nevertheless, I’d like to give big thanks to Gargaj who let me do whatever I want with his name/avatar, and I’d like to dedicate this doodle on the notepad to past, current and future demosceners… :D Thank you, Good luck and Have fun!


実在の人物からお名前とアバターをお借りした関係で、「これは実話なの?」と混乱した方もいらっしゃるかもしれませんが、このお話はあくまでもフィクションです。(とても描きやすいアバターだったのでつい、、、) とはいえ、実在のガーガイさんもデモシーナーですから、ご本人と似ている点はあるとは思います。でも、この話には、ガーガイさんだけではなく、いろんなデモシーナーや、それ以外の人物、そして私自身も入っています。

とは言え、お名前とアバターを好きに使わせてくださったガーガイさんに感謝です!そしてこの落書きは、過去、現在、そして未来のデモシーナーに捧げたいと思います!(笑) お読みいただきありがとうございました!



2015/12/16

"The Story of A Robot" (あるロボットのおはなし) Pt.2


And it continues!! :) 

"The Story of A Robot" (あるロボットのおはなし) Pt.2


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Disclaimer: I borrowed a name and character figure from Gargaj (and I got his permission to publish in here, thanks! :), but all characters (traits) and events appearing in this work are fictitious. Any resemblance to real events or persons or products is purely and definitely coincidental.

おことわり以前にもインタビューさせていただいたGargajさんから、名前とキャラクターをお借りしましたが(ちゃんと公開許可をいただきました笑)、この物語はあくまでフィクションです!実在の人物や団体、イベントに酷似している点があったとしても、それはまぼろしであり、実在のものとは関係ありません、のでご注意ください。 


7)    「カッコイイもの」ができあがると、ガーガイは思いきってデモシーンの人たちに見せてみることにしました。ガーガイはとてもドキドキしました。

8)    ビックリなことに、ガーガイの作ったものをみんなはとても気に入ってくれました。そしてガーガイはデモシーンのコンテストで1等賞をもらいました。ガーガイはとてもうれしくなり、生きていて良かったなぁと思い、みんなに自分を好きになってもらえたように感じました。「これでさみしかった日々とはお別れだ!」

9)    それからガーガイは、どんどん「カッコイイもの」を作り、みんなの前で見せるようになりました。そして、見せるたびに1等賞をもらいました。ガーガイは、「ボクはこの星でいちばんカッコイイロボットにちがいない…!」と思いました。

10)    ところが、ある日思いもよらない出来事が起きました。ガーガイが作ったものが、1等賞どころか、何の賞ももらえなかったのです。

11)    ガーガイはショックでした。どうして賞をとれなかったのか、その理由がわかりません。何かを変えたわけではないのです。今回も、これまでと同じように作ったはずなのに。「みんなボクの作るものをずっと気に入ってくれてたのに、どうして今回は気に入ってくれなかったんだろう

12)    そこでガーガイは、今までよりも一生懸命になりました。少し頭のいいコンピュータを手に入れて、これまでよりももっと長い時間を「カッコイイもの」を作ることに費やしました。ガーガイは真剣そのもの!ガーガイは何としても1等賞を取らなければと思いました。「ぜったいに1等賞を取らなきゃ、、、かならず取らなきゃ、、、」

13)    でも、うまくいきませんでした。

14)    そして、インターネットでは、ガーガイに意地悪なことを言う人たちがでてきました。「ガーガイの作ったものって、つまらないよね」 「ほんと、どうしたんだろうね」

15)    ガーガイは自分が恥ずかしく思えてきました。そして、とてもとても悲しくなりました。でも、何がいけないのかわかりません。ガーガイは自分で感じている恥ずかしさや深いかなしみをみんなに知られたくなくて、しだいに、みんなに当たり散らすようになりました。 「ボクの作ったもののカッコよさを、みんなはわからないんだ!」

16)    おこりんぼうのロボットを好きな人はいません。気がつくと、ガーガイはまたひとりぼっちになっていました。





2015/12/14

"The Story of A Robot" (あるロボットのおはなし)

Well, it started from the doodle I was drawing while chatting, but it gets fun when I put some texts on it and I kept going... I quite like it and thought it may be interesting to share them here :)

I borrowed a name and character figure from Gargaj (and I got his permission to publish in here, thanks! :), but here's the disclaimer: all characters (traits) and events appearing in this work are fictitious. Any resemblance to real events or persons or products is purely and definitely coincidental… :)

落書きから始まったものですが、テキストを書いたりしているうちに楽しくなってしまって、ちょっとしたストーリーになって気に入ってきたので、思いつきでここに公開してみます(笑)

以前にもインタビューさせていただいたGargajさんから、名前とキャラクターをお借りしましたが(ちゃんと公開許可をいただきました笑)、この物語はあくまでフィクションです!実在の人物や団体、イベントに酷似している点があったとしても、それはまぼろしであり、実在のものとは関係ありません、のでご注意ください。笑


"The Story of A Robot" (あるロボットのおはなし)

1)    山も谷もデコボコもない場所に、ガーガイという名前のふしぎなロボットが住んでいます。

2)    ガーガイはコンピュータがだいすき。音楽を作ったり、コンピュータのプログラムを書いたりして、楽しくすごしています。

3)    ある日、ガーガイは「デモシーン」というものに出会いました。ここに集まった人たちは、コンピュータを使って何かを作り、お互いに見せ合いっこをして楽しんでいました。

4)    ガーガイはここで、音楽やプログラムを作ったり、絵を描いたりするのが好きなたくさんの人たちと会いました。こういう人たちに、ガーガイは今まで会ったことがありませんでした。

5)    ガーガイは「見つけたぞ!」と思いました。「ずっとひとりぼっちだと思ってきたけど、ここにはボクに似ている人たちがいる。ボクはついに自分の居場所を見つけたような気がするぞ!」

6)    それからのガーガイは、昼も夜もずっとコンピュータの前にすわり、いろんなことを試しながら、自分の考える「カッコイイもの」を作ることに集中しました。ガーガイはとても楽しんでいたので、眠ることすら忘れてしまいました。


2015/09/20

ヘルシンキ/Assemblyに行ってきました(2015年バージョン)


帰ってきてからすでに1ヶ月半が経とうとしていますが、この夏、またもやフィンランドはヘルシンキに行ってきました。そうです、夏のヘルシンキといえばAssembly!(笑) まさかの2年連続の参加です!


-  昨年のAssembly体験記は、こちらからご覧になれます。Assemblyって何のこと?と疑問にお思いの方も、昨年の記事を読んでいただけると分かりやすいかと思います。

- 観光もバッチリ楽しんだ、昨年のヘルシンキ訪問記はこちらからどうぞ!



ふおめんテイクオフ© 今回も旅のパートナーはフィンエアー。機体にもマリメッコのラッピングが施されていますが、機内のブランケットや紙コップなどもマリメッコ柄でかわいかったです。それと、前回ちらりと他の座席のエラー画面で見たのですが(笑)、機内エンターテイメント(タッチスクリーンで映画やゲームができるやつ)のOSは、フィンランド生まれのLinuxのようです。さすがはフィンランド航空!まあ当然ともいえますが、すべてがフィンランド愛にあふれています(笑)

ただいまスオミ: 前回のヘルシンキ旅行中に発見して大好きになったものの1つに、この写真にも写っているライ麦パンがあります。いろーんな種類があるようで、スーパーにいくと、この手のずっしり重みのあるハード系のパンがずらりと並んでいます。好き嫌いが分かれそうな味ですが、噛めば噛むほど味わいが出てくるパンという感じで、私はとても気に入りました。なので、到着してすぐにスーパーに直行し、このパンとディルの香りを嗅いでヘルシンキ再訪を祝いました!


とても寒かったのよ: 北欧の夏といえば、サラリと涼しいというイメージがありますよね。まあ、少なくとも日本の蒸し暑い夏とは違うのだろうと思い、昨年は少し警戒して暖かめの洋服を持っていったのですが、これが大失敗!ヘルシンキは近年まれに見る猛暑の年で、持っていった洋服のほとんどが使えませんでした…。というわけで、「北欧とはいえ、夏は夏である」と学習した私は、今年は夏らしい洋服をつめて渡フィン。が、これがまたも大失敗!今年は近年まれにみる涼しい夏で、今度は、持っていった服をぜんぶ重ね着しても寒い!という事態になりました。夜なんか12℃近くまで冷え込んでマジで寒い、、それに日本は39℃とかだったから余計に寒く感じる、、、なんでなのー(涙)

私が行ったのは7月末から8月頭ですが、このとき町の中で見たお花は、日本だとちょうど春先に咲く花々ですね…。湿度もなくてとても気持ちがよい気候なのですが、夏のフィンランドに行かれる方は、なるべくどんな温度にも対応できる服装で行かれることをオススメします(笑) いくら現地の人が「寒いよ!」とか「暑いよ!」といっても、そこに住んでいる方の体感気温とは違うと思いますので


Assembly Summer 2015: そしてやって来たAssemblyの会場。数々の伝説を生みだしてきたデモパーティーです。昨年、大きな満足感でこの会場を背にした時は、「もう二度とここに来ることはないのだろうな」と思っていました、、、少なくとも、こんなに早く戻ってくるとは夢にも思っていませんでした、、(笑) しかし、聞いてしまったんです、突然の「Go」という声を。皆さんもご経験あるかと思いますが、こういう自分の心の声を聞いてしまったら、もう行くしかないんですよね。(私は旅好きとは程遠い、とても出不精な人間ですが、こういう声のいうことを聞くといつもほぼ必ず楽しいところに行けるので、文字通りおもーい腰とおしりをあげて出かけてみるようにしています。)

昨年と重なる部分がだいぶ多いので詳細は省きますが、今年も会場に入ってから「わーい!アセンブリーに来たぞー!」「なにこれ、ゲーマーしかいない「デモシーンは終わったのか「わーいコンポだ!やっぱりアセンブリーはデモシーンだ!」という一連の感情の流れを体験しました。でも、昨年と違うのは、「お久しぶりです」と声をかけられる人が何人かいたこと。こういう再会って良いですね!旅先で知っている顔を見られるというのは嬉しいものです、、。



Boozembly 2015: 光があるところには影があるように、AssemblyがあるところにはBoozemblyがあります。このAssemblyの裏パーティーとも呼ばれる「Boozembly(ブーゼンブリー)」のことは何となく聞いて知っていたのですが、けっこう悪名高いので昨年は出かけていく勇気がでませんでした。(だって、コンポ見た翌日は放心状態でホテルの部屋から一日中出られなかったぐらいだし、そんな状態でこのパーティーにまで行ったら、、ねぇ、、) でも、今年は親切な方々に連れられて、ついに参加、というか見学に行ってきました。

まぁ、平たく言えば、Booze(酒)というだけあって「アウトドア飲み会」です。上の写真(左)にある小道を森に向かって進んでいくと、いきなり目の前に信じられない数の酔っぱらいが現れます。Assemblyの会場ではアルコールの持ち込み・摂取が禁止されているので、おそらく、「パーティーつったら酒だろ!」という大人たちのニーズを満たすために始まったものだと思われますが、、会場といっても整備もされていない岩がごろごろしている場所なので、もうとにかく酒が飲めればいい!という苦肉の策みたいな、、そういう感じでした(苦笑) しかし、あれほど狭いスペースの中に、あれだけの酔っ払いが詰め込まれているのを見るのは初めてだったかも、、。Assembly同様こちらも20年以上の歴史があり、90年代に活動していたデモシーンOBOGの方は、こちらのパーティーにだけ顔を出す方も多いと聞きました。

ちなみに、Boozemblyの会場の場所は一般には公開されていません。もちろん、“酔っぱらいがいる足場が不安定、以上の危険はないのですが(ま、この2つが合わさると破滅的な気もしますけど、、)、Assemblyはまだ10代半ばぐらいの好奇心旺盛な子がメインオーディエンスになるので、そのあたりは大人が配慮してあげています。もし、法定年齢を満たしていて、行ってみたいな!と興味をお持ちの方は、会場でBoozemblyTシャツを着た人に聞いてみるといいかもしれません(必ずいます)。



さて、話題をAssemblyに戻すと、会場ではこの春にインタビューさせていただいた、デモグループAndromeda Software Development (ASD) Navisさんとお会いすることができました。インタビューの時も丁寧な方でしたが、実際にお会いしたご本人もとても気さくで親切な方でした。やはり実際にお会いして話を聞くと、あぁー、あれはそういうことだったのかーといろんなことが分かるので面白いです。、、、というか、インタビューでの本人の言葉を100%信じてはいけないと実感しました(笑) 

というのも。あのインタビューでは、「もう以前ほど思いつめてデモを作ってないよ~」と、わりとさらーっと語っていましたが、ほんのちょっと話を聞いただけでも、ちがうじゃん!!とツッコミを入れたくなる本気レベル(笑)。(それとも、以前はこの数百倍だったのか、、)まあ、あのインタビューはまだ今回リリースした作品を作っている最中だったのでいろいろ言えないことがあったのかもしれませんが、半年以上の制作期間を用意して、けっこう思いつめて作ってるなー、という印象を私は受けました(笑) でも、そりゃそうだよな、、という気もします。努力なくしては、あれはムリだよな、、というか。

業界問わず、いわゆるトップと呼ばれる方の作品を見ると、ついつい「だってあの人は才能も運もあるし」という言葉で片付けたくなったりもしますが、そういう「なんとなーくできちゃいました」と自然に見せるのには、当然ながら数々の試行錯誤が裏にあるんですよね。Navisさんが、「あるシーンを作るために木を一本切り倒した」と話す横で、自分の能力や才能のなさを嘆く前にやるべきことはあるんだよな、、としみじみ反省。(しかし木を切り倒すって、、) それと、「新人のグループやベテランのグループを問わず、常に競い合える仲間がいるから向上していけるんだ」と、とても嬉しそうに語っていたのが印象的で素敵でした。(Navisさん、ありがとうございました!)

Photo by Assembly.org

It’s Showtime: そして、待ちに待ったデモコンポ(デモ作品部門の発表)の時間。深夜0時を過ぎてやっと始まりましたが、会場は期待と熱気でむんむん。見よ、この観客の数!(開始前には、この写真よりさらに人数が増えていた!だって私ここに写ってないもん!笑

Assembly Summer 2015 Demo Compo 優勝作品
“Monolith” by Andromeda Software Development (Download)

カッコイイので、こちらもあわせて是非ご覧ください。
Hold-And-Modify” by CNCD & Fairlight (Download)
EMIX” by Epoch ft. Trio Tampere (Download)


どれもこれも素晴らしい、、。Assemblyでリリースされた作品は、すべてYouTubeまたはデモシーンのポータルサイトであるPouetで見ることができます。また、Pouetでは作品をダウンロードできるほか、作者へのコメントを送ることができます(注:コメントの送信には、アカウントの作成が必要になります)。

ちなみに、、、Assemblyは数あるデモパーティーのなかでも、その規模と歴史から特別なものとみなされていて、ここには各デモグループのトップクオリティに近いものを持ってくるのが暗黙の了解となっているようです。ただ、先にも書きましたが、このデモパーティーは「デモパーティー」と名前がついているものの、現在はゲームのイベントとしての要素が強く、デモコンポの作品に投票する観客の大多数がプログラミングやデモシーンとはあまり接点のない10代のゲーマーだったりします。なので、たとえ技術面で世界新記録を打ち立てる作品を作れたとしても、それが作品として魅力がない場合は賞を取ることが難しくなり、逆に、技術面でとくに飛び出すものがなくても作品として面白ければ(笑いを取れたりとか)賞を取れることもあるようです。そういった意味でもAssemblyはいろいろと特殊で、賞を狙うのが難しい場所なのかなと思います。


テレビの人々: 今回のデモコンポとそれに続くコンポスタジオ(作者やベテラン勢による作品の講評会みたいなもの)は、フィンランドの国営放送Yle TV2でも生中継されたようです。(なんでも、Assemblyの歴史のなかでも初めてのことだとか) 深夜とはいえ、国営放送でやるというのはすごいですよね。さすがはFuture Crewとムーミンの国、フィンランド。そのせいなのかは分かりませんが、旅行中に「Assemblyというイベントを見に来ました」というと、地元のデモシーンとは関係のない人にも「もしかして今テレビによくでてるコンピューターのイベントのこと?」と言われることがありました。

上の写真は、デモコンポを見たあとにホテルに帰ってテレビをつけたらやってたコンポスタジオ。テレビでAssemblyが見られるなんて、すごい贅沢だわー、、毎月やってほしい(笑) 




祭りのあと: 今回のAssemblyは、2回目ということもあって比較的落ち着いていろんな人とお話することができた気がします。AssemblyBoozemblyの会場で会った皆さま、声をかけてくださった皆さんに感謝です!そしてAssemblyを運営するオーガナイザーやスタッフの皆さんにも感謝です!ありがとうございました!

写真は、表彰式のあとの、デモシーン界隈の皆さまにはおなじみ、Sir Garbagetruckさんのデスクからの眺めです。デモパーティーにいくと、彼の存在の大事さがよくわかります。目立つので待ち合わせスポットとしても利用されるほか(笑)、あまり話しかけていくのが得意じゃない人であっても、Truckさんがあれこれと面倒をみてくれる方なので、みんな安心してここに集っています。たぶん、Assemblyでいちばん盛り上がってる場所がここなんだと思う(笑) Truckさんありがとうございました!


では、Assemblyレポートはこのくらいにして、以下では楽しかったヘルシンキの旅行記をお届けします、、、(笑)




しまいには野菜まで買いたくなる: お宿は昨年と同じ、ハカニエミ市場近くのホテルに泊まりました。なんとなく土地勘がある自分が頼もしい(笑) 朝のお散歩や、どこかに出かける前にも市場をウロウロして過ごしましたが、こういうのが私は楽しかったです。見回りとでもいうのか、、(笑) 外でかわいいブーケを売っているお店があったので、夏っぽいお花を買って部屋で楽しみました。

ちなみに、ハカニエミの近くだと市場もスーパーもあって、トラムも地下鉄も通るので便利なのですが、これは旅の目的によっても違うと思うので、もっとバリバリ楽しみたい!という場合は、おそらく中央駅に近いホテルに泊まるほうが便利かもしれません。それと、Assemblyをガッツリ楽しみたいという方の場合は、会場の近くにあるホテルに泊まるほうがなにかと都合がいいかと思います。夜遅くまでやっているイベントですし、移動手段を考えなくて済むので。(駅の近くなので、けっこうホテルがあるようです)


静寂を恐れない: ヘルシンキに到着してすぐに気がついたのは、その静けさ。空港でも、そこから乗ったバスの中でもアナウンスが必要最小限で、逆に心配になってしまうほど。音楽をかけないお店も多いし、テレビを見ていてもBGMが少ない気がします。それがとても新鮮でした。そういえば、滞在中にフィンランド人の少し酔っ払った女の子が、「私たちはサウナに座って、リラックスして静かにしてたいだけなの!どうして話をする必要があるのよ?」と話しているのを聞きました。その時は笑って聞いてたけど、実はこれが本質だったりするのかも。

アプリより速く: そして、ヘルシンキの町の中で体験できる稀有なこととして、「人の良さ」というのを挙げたいと思います。もちろんすべての人が、というわけではありませんが(そりゃそうだ)、町の中で地図を見ていると、必ず誰かが声をかけて助けてくれました。スマホで地図のアプリを立ち上げるよりも速い!言葉が分かるか分からないかは二の次、という感じで、「手伝ってやるよ!」というお姉さんお兄さんおじいさんおばあさんの優しさに何度も救われました。(つまり、今回も何度も迷子になった) でも、一度、ズボンのチャックを大全開で数時間歩いていたのですが、こちらは注意してくれる方はいませんでしたね。この辺は世界共通なのかもしれません。どうなのかしら(笑)


幸せの黄色いパスタ: Café Bar no.9というお店で、食べてみたかったレモンのスパゲッティを食べました。もっと酸味が強いものかと思いましたが、自然なクリーム系の味で美味しかったです。ちなみに、このお店はこれが名物だと聞いていましたが、私以外の人はみんなお箸で違うものを食べていて、それも美味しそうでした。

このお店や、パン屋さんのEkbergがあるエリア(Erottaja)は、ちょこっと路地に入るとかわいいお店がいっぱいあってお散歩がすごく楽しかったです。(でも、どこ行っても工事してたなー。それがちょっと残念、、夏だから?)



“Yksi korvapuusti, kiitos”: 私の「ベスト・シナモンロール」探しの旅は現在も継続中。今回は、頑張ってフィンランド語で注文にチャレンジしてみました。通じて買えた時はとても嬉しい


右は、用意していったフィンランド語のあんちょこ。ヘルシンキ市内ではほとんど英語が通じるので実際に必要になる場所はありませんでしたが、「こんにちは」という意味の「もい!」や「へい!」は、響きがかわいいのでムリにでも使っていました(笑) (フィンランド大使館のフィンたんが、よく役に立ちそうなフィン語をつぶやいています。かわいい、、)


たぶん奥さまのアイドルなんだと思う: ヘルシンキ市内のスーパーにはスロットマシンがおいてあったり、スーパーのレジでロトくじを買う人なんかもよく見かけました。どこでも運だめしのゲームは人気なのかなー、なんて思っていると、テレビでもくじの番組をやっていました。言葉が分からないのであれですが、これはおそらく、電話するとテレビのプレゼンテーターにつながって、そこで番号を選んで賞品を当てに行くというもの。このプレゼンテーターのお兄ちゃんのリアクションがいちいち可愛らしくてずっと見ていました。ちなみに日本チャンネルも入ってたので、笑点とかも見てた、、(笑)

スープタイム: やっと食べられたSoppakeittioのスープ。どのガイドブックにも載っている有名なお店で、何度もお店の前を通るのですが、いつ見ても超満員で、少し時間を外すともう閉まってしまう人気ぶり。なので、今回は開店前からお店の前で待って食べてきました。この写真だと分かりにくいのですが、大きな器でスープがどーんと出てきます。(パンはテーブルの上にあって食べ放題) おいしかった、、寒かったから余計においしかった、、。違う種類のも食べてみたい、、。

見せていただいた素敵なオフィスからの素敵な眺め!

ヘルシンキを離れる前に、最後にやっておきたかったのは、ゆっくりとトラムに乗ること。どこに行くでもなく、音楽を聞きながらぼーっと風景を眺めたいなと思っていました。今回の滞在中は、「あぁ、幸せだなぁ」と感じることが本当に多かったので、この瞬間的な幸福感を、1の音楽の中に閉じ込めておきたいなーと思いました。そうすれば、その曲を聞いたときに、この気持ちや風景を思い出せるような気がするので。(私はよく旅先でこれをやるのですが、しあわせカプセルになる体験ばかりではない・・・) 
選んだのは、フィンランドのトランペッター、Jukka Eskola(ユッカ・エスコラ)さんの「1974こちら。ああ、こんな感じだなあと思いながらしばし「世界の車窓から」ごっこを楽しみました。

あぁ、、楽しかったなあ、、。ありがとうヘルシンキ!

長い旅行記になりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございます!

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